【春が来た】でコード「D」に慣れよう ピアノでコード伴奏

どーも。おっさんピアノです。
今回は、メジャーコード「D」を学びます。
「C」や「G」に比べると、「D」って難しいですよね。
「レ・ファ♯・ラ」の
ファ♯が入るだけでグッと難易度が上がります。
なので、今回もシンプルな童謡曲「春が来た」
を通してDコードに慣れていきましょう。
Dコードの構成音についてはこの動画でサクッと復習しておいて下さい。
【Day1】右手メロディをマスターしよう
まずは右手のメロディを練習します
【目標】右手のメロディを一定のリズムで弾く
【前半フレーズ】
- G C G D
- はるが来た はるが来た どこに来た
- レシドレミ レシドレソ ミレシソラ
- 31234 31235 43212
「ミレシソラ」の部分が少し難しいかもしれません。
「ド」より低い「ソとラ」を使います。
指番号は自分が弾きやすいようにアレンジしてみてください。
【後半フレーズ】
- G C C G D
- やまにきた さとにきた のにもきた
- レミレシレ ソラソミソ レシラレソ
後半フレーズは前半フレーズに似ています。
特に難しい箇所はなさそうですね。
何回かくり返し練習すると指が慣れてきます。
前半フレーズと後半フレーズを繋げて一定のリズムで弾けるようになるまで練習しましょう。
【Day2】左手ルート音+右手メロディ
左手の和音で弾くのが得意な方は、このDay2のステップは飛ばして頂いて構いません。
【目標】左手単音(ルート音) + 右手メロディを一定のリズムで
左手をいきなり3和音で弾くのは、急にハードルが爆上がりします。
なので、まずは左手はルート音だけ、単音で弾いてみましょう。
※ルート音はそのコードの土台となる音です。
- Cのルート音は「ド」
- Dのルート音は「レ」
- Gのルート音は「ソ」
この「コードのルート音だけ弾く技」は、
とっても大事な技術です。
特にこんな場面で使えます
- 普段馴染みのないコードが出てきて、構成音が分からない時
- 難しいコードでミスタッチしそうなとき
- コードの移りかわりが早く、左手が和音を押すのについていけない時
難しいコードをルート音だけ弾いて、やりすごします
要は、ごまかす技術です。
この技術は人前で演奏するときに、とっても大事です。
なので、いきなり左手和音ではなく、
「左手ルート音 + 右手メロディ」
を練習してみましょう。
【Day3】いよいよ左手は和音
Day3では左手で3和音を弾いていきます。
【目標】Dの転回形が使えるようになる
今回使うコードは「C」、「G」、「D」です。
それぞれの弾き方は、
「C」はド・ミ・ソの基本形を弾きます
「G」はシ・レ・ソの転回形
「D」はラ・レ・ファ♯の転回形
まずそれぞれのコードを単独で弾く練習をします。
3本の指が同じ強さで鍵盤をタッチできるよう気を付けます。
特に小指でタッチする鍵盤が弱くなりやすいです。
コード切り替えの練習
3つのコードを使って、切り替えの練習をします。
Cは基本形、GとDは転回形を使います。
G → C → G → D → G
この順番でコードの切り替え練習をしてみましょう。
もし「D」が3和音(ラ・レ・ファ♯)で弾くのが難しい時は、
Dのみルート音(レ)だけでも構いません。
慣れれば、3和音で弾けるようになります。
【Day4】左手和音 + 右手メロディ
いよいよラスボスです。
難所ですね。
前半フレーズと後半フレーズを分けて練習しましょう
【目標】「春」が来るまでに、左手和音 + 右手メロディを弾けるようになる
前半フレーズ
まずは前半フレーズから。
- G C G D
- はるが来た はるが来た どこに来た
- レシドレミ レシドレソ ミレシソラ
- 31234 31235 43212
「はるが来た はるが来た」の部分はコードの切り替えがなく
ずっと「G」を弾けばいいのでシンプルです。
しかし、「どこに来た」が難しいですね。
「C → G → D」 早いテンポでコードの切り替えがあります。
ここを中心に練習しましょう。
後半フレーズ
後半フレーズも前半とコードの流れは同じです。
- G C C G D
- やまにきた さとにきた のにもきた
- レミレシレ ソラソミソ レシラレソ
「のにもきた」の部分が難しいですね。
一番の山場で大変ですが、反復すればできるようになります。
前半と後半をつなげる
これで仕上げです。
前半フレーズと後半フレーズをつなげましょう。
前半フレーズの終わりは、コードが「D」
後半フレーズの始まりは、コードが「G」です。
このD → Gの切り替えが少し難しいですね。
ただこれができるようになったら、「はるが来た」はほぼ、完成です。
Day5 左手をレベルアップ
最後に左手を少しレベルアップします。
【目標】左手のパラパラ弾きに慣れよう
左手をパラパラします。
左手は3つの音をまとめて弾いていました。
その3つの音のうち、2つの音を交互に弾きます。
「C」はドとソ
「G」はシとソ
「D」はラとレ
ルート音と5度の音を交互に弾いていきます。
詳しくは、今後ショート動画を挙げますので、それで確認してください。
まとめ
メジャーコードの「D」に慣れよう
という内容でした。
特にDは基本形のレ・ファ♯・ラ と
転回形のラ・レ・ファ♯
この2つはよく使用します。
黒鍵盤をタッチするのに、最初は慣れないかもしれません。
なので、「D」が使用されている色々な曲に挑戦してみてください。
それでは、おっさんピアノでした。