【超入門】大人ピアノ独学者向け!楽譜の読み方

なんとなくでOK!楽譜はそこまで勉強しなくて良い
こんな記事書いたら、全国のピアノ教室の先生やピアニストの方から叱られそうですが。。私の結論は、独学ピアニストは、まず簡単な曲を練習する。そして、その曲の楽譜で、読めなかったから困った箇所や読めないことで先に進めない箇所があるなら調べて学習をする。その程度でOKと思います。もう一回言います。「楽譜を見ながら曲を練習する。その時分からなくて困ったら調べる」です。楽譜なんて分からんことだらけです。分からなくて困らない時は、とりあえず先に進んでOKです。「曲を練習する前に楽譜を勉強する」や「しっかり楽譜を理解してから曲を練習する」の順番はNGです。とにかくまずは曲を練習しましょう。
これだけは理解しよう。楽譜の基礎の基礎
まずは、「ト音記号」と「へ音記号」について。
【ト音記号】
高音部記号になります。主に右手で弾く領域になります。
【ヘ音記号】
低音部記号になります。主に左手で弾く領域です。
私はコードで伴奏ピアノを行うので、へ音記号領域はコード(和音)を弾きます。

ピアノの楽譜では、一般的に上段にト音記号、下段にへ音記号が記載されています。ピアノの音域が広く、高い音と低い音を同時に演奏するため、ト音記号とへ音記号に分けて表現します。そのため、同時にト音記号とへ音記号を読みながら両手で演奏しないといけません。想像しただけで、脳汁ブッシャーになりそうです。ただ、僕の場合はコード弾きなので、コードネームとト音記号を追っかけながら、演奏すればいいので比較的譜読みが楽です。
3つのマスト変化記号たち 「#」、「♭」、「♮」
あと、この3つの変化記号たちは理解しておきましょう。
【#】シャープ
ハッシュタグではありません。似た記号ですが、色々形状は違うようです(どうでもいい)。
楽譜上で「ド」にこのマークが付いていると、「ド#」になります。
「ド」が半音高くなります。ちなみに、全音上がると「レ」になります。
はい、そうです。変化記号はやっかいです。独学初心者の第一の壁、黒鍵盤を叩かなくてはいけません。
なので、「#」や「♭」が付いている楽譜は初期では敬遠したほうが無難です。
【♭】フラット
楽譜上で「ド」にこのマークが付いていると、「ド♭」になります。
♭は半音下がります。
「ド」が半音さがると、ド♭?あれ、黒鍵盤ない?

私はこれで、躓きました。「ド♭」はどこ叩いたらいいねん。変化記号がついていると必ず黒鍵盤を叩かないといけないと勘違いしていました。
「ド♭」は左隣の「シ」を弾いてください。
本当に先生がいると、こんな疑問は数秒で解決するんだろうなー。
はい、独学していると色んな経験できます。
【♮】ナチュラル
♮は変化した音を元に戻します。ショートカットでいうと、Ctrl + 「Z] です(関係ないことをすみません)。
なので、「ド#」に♮がつくと「ド」に戻ります。
ただし、♮君の効果はその音符が書かれている小節内のみです。
初心者が音階をスラスラ読むためのコツ
味噌を覚えよう
楽譜に書いてある音符(♪)がどの音を表しているかを瞬時に判断するのって難しいですよね。
下から順番に数えるのは大変なので、スラスラ読むコツがあります。
ト音記号:串に刺さった味噌汁は
へ音記号:串の間にラード味噌
なんのこっちゃですが、これがスラスラ読むコツです。動画を参考にしてください。
○○は「味噌」です。オソマじゃないです。味噌です。
おっさんはスラスラ読める? 5年ピアノを続けた譜読み力とは
独学開始当初は全く楽譜が読めなかった私ですが、ピアノ練習を継続していったことで、少しずつ楽譜が理解できるようになりました。
- ト音記号はパッとみて音階が分かる
- シンプルなオタマジャクシは理解できる
逆に5年ピアノしたけど、楽譜で分からないことは、
- #や♭の曲は音符の隣に記号を振らないと演奏できない
- へ音記号は、パットみて音階が分からないことが多い
- 音符や休符が何拍弾くもしくは何拍休むか細かく分からない
などです。本当に楽譜を読む勉強は最低限しかしてきませんでした。言い換えると、楽譜が完璧に読めなくても、コードを学べば簡単な伴奏ピアノは100曲ほど弾けるようになるということです。
まとめ
以上が、「ピアノ独学者向け楽譜の読み方」になります。
まとめると、
- 楽譜は、どーしても分からない時に勉強する
- ト音記号とへ音記号の違いを理解する
- 音階がスラスラ読めるようになるために、「味噌」を覚える
- マスト変化記号たち 「#」、「♭」、「♮」を3つ理解する
になります。この4つが理解できれば、簡単な楽譜で伴奏ピアノの練習は開始できます。
楽譜は本当に奥が深いので、たくさん曲を練習していくなかで、少しずつ覚えていきましょう。
それでは、おっさんピアノでした。