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【重要】ピアノ超初心者が最初に練習すべき曲とその理由

makibaou13

なぜ「雪」が良いのか?

 どーも、おっさんピアノです。結論から言います。最初に練習すべき曲は「雪」です。そうです。童謡です。小さいころによく歌った「雪やこんこ」の雪です(私はずっと雪やこんこんと思っていました)。色々と理由があるので順に説明していきます。

とにかくシンプル。そして、一曲が短い。

もし、ピアノの学習スタイルが独学じゃなくて先生からレッスンをしていただけるなら、「雪」じゃなくて「自分が好きな曲」などを選択しても良いかもしれません。ただ、独学の場合は、話が別です。困ったり分からないことがあれば、基本的に自分で調べて自分で解決しないといけません。なので、とにかく曲調がシンプルで短い曲がおススメです。低いハードルを設定して飛び越える。最初のうちは、それを数回繰り返す。そして少しずつハードルを高くしていくことが大事です。よかったらYoutubeのショート動画も参考にしてください。

  • すぐにアウトプットができる

アウトプット。出ましたこの言葉。自己啓発本で頻繁にお目にするフレーズですね。私は「インプット・アウトプット」という分け方が、何故か今まであまり好きではありませんでした。言葉の響きのせいでしょうか。ですが、ピアノにおいて、アウトプットは超重要です。アウトプットを意識しなければ、ピアノ独学が本当に孤独な闘いになってしまいます。孤独であれば、あるほどドロップアウトの確立が高くなります。幸い、私の場合は毎日アウトプットをする相手がありました。それは、「おじいちゃん・おばあちゃんたち」です。私がどんなに下手くそな伴奏をしようが、喜んでくれます。手を叩いながら楽しそうに歌ってくれます。それだけで、毎日の練習にやる気がブーストされます。だから、アウトプットは超重要。とにかく、下手くそでも何でもいいから、誰かに演奏しましょう。リアルワールドに演奏する相手がいないなら、SNSやブログに演奏動画をあげましょう。上手くなくても全然OKです。最初は視聴回数が少ないかもしれませんが、続けていれば誰かが「いいね」やコメントをしてくれます。

  • 基礎のコードを学ぶことができる

雪に出てくるコードは三種類です。「C」、「G」、「F]になります。このコードたちは本当に頻繁に使用します。コードの基礎の基礎「キングオブ・基礎」といっても過言じゃないです。コードについてサラッと説明します。

コードとは「和音」のことです。Cは「ド・ミ・ソ」、Gは「ソ・シ・レ」、Fは「ファ・ラ・ド」です。とりあえず、これだけメモって左手でコードを弾いてみてください。習うより慣れろです。最初のうちはコードの理屈とか抜きに弾きまくってください。動画では、もう少し解説を入れてますので、どうぞご覧ください。

  • 黒鍵盤を叩かなくて良い

これもメッチャ大事です。本当に大事。もし好きな曲とか選んでたら、簡単な楽譜でも平気で#(シャープ)や♭(フラット)が出てきます。そうするとただでさえ、楽譜が読めない+どの鍵盤がどの音かもよく分からないのに、余計混乱します。ちなみに僕は最初に練習した曲は黒鍵盤がたくさんありました。もう脳死状態でした。そして、練習が結構「苦」でした。最初って本当に「ド」の位置がどこかも分からないんですよね。「ド」の位置が分からない方はこの動画をどうぞ。

  • 右手の移動距離が短い 

雪では、右手はド→ラまでしか動きません。高い「ド」まで使わないので高い「シ」・「ド」は弾かずに済みます。ピアノはブランドタッチが最も難しい楽器と言われています。最初に弾く曲でとんでもなく手の移動距離が長い楽譜はおススメしません。

「雪」の練習方法

  • 楽譜を手にいれる

童謡や唱歌のいい所はネットで無料で楽譜が手に入る場合があることです。本当に助かります。しかし、色々なキー(音の高さ)の楽譜があるので気を付けてください。そして、今回の雪の場合は、基礎のコードであるC、G、Fが記載してある楽譜を選びましょう。楽譜は手に入らなくても色々な方の動画を参考にすれば大丈夫です。

  • まずは右手だけで練習

最初は右手のメロディを覚えていきましょう。その時のポイントは3つ。

  1. 音階を歌う
  2. とにかくゆっくり弾く
  3. 完璧にならなくてもいい

以上の3つです。音階で歌いながら練習することで、右手で弾くメロディを覚えることができます。最初のうちは左手のコード弾きに気をとられてしまうので、右手のメロディは覚えるのがおススメです。そしてとにかくゆっくり自分が弾けるペースで弾いて、完璧を目指さず、ある程度のところで次の練習に移りましょう。

  • 左手のコードを練習する

まず雪に出て来る3つのコード「C・G・F」の構成音をメモします。それから、それぞれのコードを左手で弾く練習しましょう。Cなら、左手で「ド・ミ・ソ」の音を一緒に弾きます。コードに慣れる所から始めましょう。それぞれのコードの構成音が分かったら、転回形まで理解して、Cは基本形でGとFを転回形で弾けるようになることを目指しましょう。「雪」Day3の動画に転回形の説明をザックリとしています。

  • まだ、右手と左手を一緒に弾かないで

これが大事です。「右手と左手で一緒に弾く」の前に「左手コード+音階を歌う」をして下さい。この練習をはさむことで、よりコードに慣れます。そして右手と左手で一緒に弾くのが、できやすくなります。

  • 最後、右手と左手を一緒に弾こう

これで最後です。右手と左手を一緒に弾きましょう。この工程が一番練習量が必要になると思いますが、最も楽しい練習でもあると思います。ゆっくりでもいいので、一定のテンポで弾けるようになったら動画に撮ってみてください。そして是非アウトプットしてみましょう。

まとめ

ピアノ独学で最初に弾くべき1曲は「雪」 でした。童謡や唱歌ってピアノの基礎がたくさん詰まっています。そして、独学ピアニストが最初のうち選ぶ曲にぴったりだと思います。あと数曲は「雪」と同じ難易度の曲を練習して、コードを使ったピアノ演奏に馴染んでいきましょう。

それでは、おっさんピアノでした。

ABOUT ME
おっさんピアノ
おっさんピアノ
独学ピアニスト
特別養護老人ホームで働く介護士です。私は、アラフォーになってから独学でピアノを始めました。始めた理由は、「おじいちゃんやおばあちゃんとピアノ伴奏に合わせて歌うため」です。
趣味はサーフィンとインドネシア語の勉強。 ピアノのことを中心にブログに上げていきます。
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